Tivoli Storage Managerでコマンドでリストアする
Tivoli Storage Managerというのはこのような製品です。
マルチプラットフォームに対応するオープンなアーキテクチャーで、
SAN、LAN、WAN、さらにモバイル環境に対応してデータ・バックアップ、リカバリを行う製品です。
いつもTivoli Storage Manager(以下 TSM)でリストア作業をする時はGUIで作業していたのですが、
バックアップの量が多すぎて画面を開けようとするとフリーズするようになっちゃいました。
打開策としてインフラの先輩が、コマンドで実行する方法を調べてくれました。
CUI(エミュレーター)で接続し実行するコマンドはこんな感じです。
最新バックアップの存在確認
dsmc query backup [ TSM側のバックアップファイル(パス) ] -latest
バックアップした対象日付を指定し、バックアップファイルの存在確認(4月29日の場合)
dsmc query backup -dateformat=1 -pitd=04/29/2009 [ TSM側のバックアップファイル(パス) ]
最新のバックアップをリストアする場合
dsmc restore [ TSM側のバックアップファイル(パス) ] [ 出力先(パス) ] -latest
バックアップした対象日付を指定し、リストアする場合(4月29日の場合)
dsmc resotre -dateformat=1 -pitd=04/29/2009 [ TSM側のバックアップファイル(パス) ] [ 出力先(パス) ]
最初実行した時はちょっと感動しました。
コマンドなので一気に実行する事も出来ます。
ただコマンドを生成するのがちょっと大変なので、
シェルとかを作ったらもっと便利になると思います。
そうなったら多分もうGUIには帰らないですね(笑)
IBMが出してるコマンドリファレンスはこちら
Tivoli Storage Manager バックアップ/アーカイブ・クライアント クィック・リファレンス