DevKAN(DevLOVE関西)2009MIRAI というイベントに参加してきました
このイベントを知ったきっかけは、
IT勉強会カレンダーでおもしろそうなイベントを物色している時でした。
「DevLOVE」というキーワードを聞いた事があったので、
サイトを見てみたらなんと会場が自分の会社でしたw
こういったイベントにあまり参加した事がなくてビビっていたのですが、
会場がホームということと、参加者にid:kiy0taka先輩もいたので参加を決めました。
以下は僕が見聞きしたキーワードのメモです。
間違っててもご容赦ください。
オープニング
id:papandaさんからのご挨拶
「devkan」はみんなで開発の楽しさを探して、見つけて、共有するぜコミュニティ
今までの活動内容(アジャイル、社内勉強会、テスト、etc)
「SIerからインターネットベンチャーへ 〜転職Before After〜」
デベロッパーの立場から (株)はてな 栗栖義臣さん(id:chris4403)
- プロジェクト管理ソフトウェア、RedMineの執筆
- 転職のきっかけ(ポジティブ面)
- ユーザーに直接サービスを提供したい。
- 世界を視野に入れたい。
- 転職のきっかけ(ネガティブ面)
- プログラミングは外注なので自分でかけない → ヤケプログラミング
- 新しいものを取り入れない(Javaのバージョンが1.4のまま等)
- ムダなフローが嫌
- ムダなミーティングが嫌
- 転職して良かったこと
- ストレスフリー(満員電車から解放、チャリンコで通勤)
- 朝にプレステができる
- 大事なこと
- どうしたら仕事が楽しくなるか考える。
- グチらない。
- 人とのつながりを大切にする。
- 自分の世界を広げる。
- 基本が大事。
- 自己アピールしていけ。
自分がやりたいと思う気持ちを大切にして行動するってアツいです。
そして奥様も素敵そう。
「ユーザ要求の向こう側にあるもの」 ユーザの立場から 前川哲次さん
ユーザーの立場から 前川哲次さん(てつ。さん)
- 今は岡山に在住。
- Scrum
- ロール(役割)は立場が変わると言うことも変わる
- 人との違い ← 欲求の状態変化
- ユーザーの欲求の理解が重要
- QualityWorld 上質世界≠願望≠イメージ写真
- 上質世界は張り替えが発生する。
- 上質世界に居るか居ないかが重要。
- 相手の言葉で話す。
- 同じものを見ていても人によってビューが違うのは当然の事 → 主観があるから → これが熱を生む。
- こたつモデル(要求開発)
EM ZEROの見開いた右下の窓に映っている。
「相手の立場にたつ」というのはこの仕事に限らずすごい大事な事だと再認識しました。
みんながこの気持ちをもって意識が揃ったらアツいプロジェクトになると思いました。
「いまこそ、開発者の愛について語ろう」
マネジメント・リーダの立場から (株)永和システムマネジメント 岡島幸男さん(id:HappymanOkajima)
- 愛と恋の違いは行為と状態。
- カマスというお魚(オニカマスいう種類は人を襲う事もあるらしい by カマス - Wikipedia)を用いた心理学の実験
真ん中に透明な板を入れて仕切った水槽に、空腹のカマスを放して
カマスのいない方の水槽にエサを与えると、
カマスは食べようとするが透明な板に何度も当たり、最後にはあきらめておとなしくなる。
そこから透明の壁をはずしても何の反応も示さない。
を例に自分で透明の壁を作っていないかという問いかけ。
- マネージャーと開発チームの間の壁
- 開発チームはマネージャーに依存している。
- マネージャーは開発チームに権限を依存したくない。
- 依存と愛は異なる。
- 活き活きなくして生産性の向上はあり得ない。
- どうすればWinWinになるか
- 開発チームは主体性をはっきりする。
- マネージャーは権限、責任を与える。
カマスの事を調べていたら、この実験には続きがありました。
新しいカマスを入れると、そのニューフェイスは事情を知らないので普通に餌をとりに行きます。
そうすると徐々にさっきのカマスももう一度餌をとりにいくという事でした。
新カマスを入れるか、新カマスになるか。僕はなりたいです。
ライトニングトーク
小柴さん(id:bash0C7) 「開発モデルを利用してLTもやる」
中村さん 「サウスポーなSEの独り言」
細谷さん 「あえて超まじめな話(循環的複雑度)」
小枝さん 「テスター駆動開発 & ウルトラC」
中山さん(id:mayakana) 「ネガティブなアドリブ」
ひろぐちさん 「奇天烈エンジニア」
奥先輩(id:kiy0taka) 「尊敬するギーグな先輩、好物はピザとから揚げ弁当」
せろさん(id:cero-t) 「モテ系と非モテ系のトラブルシューティング」
えとーさん 「縁、円、えんは素敵」
初体験でとてもおもしろかったです。
個人的にはせろさんのお話がとても楽しかったです。
僕はどっちかというと非モテ系な解決をしがちなので精進せねばです。
ダイアログ
これも僕は初体験で勝手が分からなかったのですが、
同じグループになった西河さん(id:mnishikawa)が先導して話してくださったのでアツい討論になりました。
テーマは「ユーザーとは」、詳細を書くと長くなるので、結論だけ。
ずばり「皆で真のユーザー(エンドユーザー)の事を第一に考えるという意識合わせが重要」。
そして「曖昧なユーザーという単語は使わない。物事は明確に。」
懇親会も参加させて頂いたのですが、
みなさんアツいエンジニアでいいお話をいっぱい聞けました。
後日Twitterで勝手にフォローしてみたら、すぐにレスポンスがあり、
横のつながりを感じる事ができて嬉しかったです。
参加者の皆様、ありがとうございました。