ルーブル美術館展へいってきた

先月の6月30日から京都市美術館ルーブル美術館展がはじまったので見に行ってきました。
はじまって間もないという事で物凄い行列でした。
やはり目玉は表紙にもなっているフェルメールのこちらの絵です。


ヨハネス・フェルメール《レースを編む女》


その他にもレンブラント・ファン・レインジョルジュ・ド・ラ・トゥールなどいわゆる巨匠の作品が展示されています。
美術鑑賞の楽しみ方は美術史を学んだり、
歴史的な時代背景を勉強するのもありかもしれまんせんが、
僕は「いいなー」とか「きれいやなー」とか「これすげー」とかみたいな直感で見ます。
美術館では大抵音声ガイドがあるのですが、これも使った事がないです。
ただ今回は声が中尾彬なのでちょっと迷いました(笑)


やはりフェルメールの前は凄まじい人だかりでした。
この作品はサイズが23.9cm×20.5cmでフェルメールの中でも一番小さいです。
この人の作品は中心は物凄く精密で細かい描写だけど、周囲はあっさりです。
この対比のお陰で絵がとっても綺麗に見えます。


巨匠の作品も良かったのですが、特に目を惹かれたのはこの作品です。

アブラハム・ミニョン《ジョウビタキの巣》

あまり人気がなかったのですが、一目見て引き込まれました。
絵の内容はジョウビタキという鳥をベースに獣の死骸が描写されたダークな絵なのですが、
油絵とは思えない程のタッチの繊細さが凄かったです。
ちなみに絵の中のジョウビタキはオスです。
メスは毛が真っ白な鳥なんです。
京都にもいるらしいので、一度お目にかかりたいです。


僕は美術鑑賞が好きなのですが、悲しいくらいにまったく絵心がありません。
だから好きなのかもしれませんけどね(笑)