VBEでVBAを実装する時にマウスでスクロールを可能にする

VBAを実装する時は、Excelにデフォルトで入っているVisual Basic 6.0 IDEを使います。
ただ1つ困るのが、マウススクロールイベントがないことです。
実装する時に、毎回スクロールバーをマウスでつかんで上下するのはかなり面倒です。
そこでVBEでもマウスホイールが機能する方法を調べてみました。


1. マイクロソフトから提供されている「MouseWheel Fix」をアドインする

1.以下のサイトから「VB6MouseWheel.EXEパッケージ」をダウンロードする
 

2.Cドライブに任意のフォルダを作成し、ダウンロードしたファイルを実行して解凍されるファイルを保存する。

3.フォルダを開き、解凍されたファイルのうち「VBAMouseWheelFix.reg」をダブルクリックして実行する。

4.ACCESSVBAの画面を開き、[アドイン(A)]-[アドインマネージャ(A)]を開く

5.「利用可能なアドイン」の「MouseWheel Fix」を選択し、
 右下の「ロード/アンロード(L)」および「起動時にロード(S)」をチェックし、[OK]で閉じる。


上記の方法も面倒臭い人は下記のツールを試してみて下さい。

2. どこでもホイール

Word, Excel, メモ帳, ワードパッド など、
Windows 標準のスクロールバーを使用しているアプリケーションでホイールによるスクロールを可能にします。
標準のスクロールバーを使用しているアプリケーションであれば、たいてい使用できます。


どこでもホイール


3. Wheel Redirector

このツールは本来マウスホイールを現在カーソルのあるウィンドウにリダイレクトするツールです。
その中でVBEのスクロールも実現しています。Wheel Redirector はタスクトレイに常駐し、
ホイールメッセージをフォーカスのあるウィンドウではなくカーソルのあるウィンドウにリダイレクトすることができます。
また、単純なリダイレクトではなく、ツールチップを透過するなどの処理が加えられているため、ツリーペインでも正しく動作します。


Wheel Redirector


やっぱりマウスでスクロールが出来るのはかなり作業効率が違いますv(。・・。)