関西Javaエンジニアの会(関ジャバ) '10 1月度に行ってきました。

先日、「関西Javaエンジニアの会(関ジャバ)」の第2回勉強会がありました。

つなぐ、つながる、つないでなんぼ!Webフレームワーク「T2」の紹介 id:tan_go238さん

T2は、Webにつなげる・つながる部分に特化した部品化指向のWebアプリケーションフレームワークです。
「the WEB Connector」というコンセプトを元に、小さく扱いやすい部品として提供します。


T2ユーザーガイド - T2Framework 非公式ガイド

T2はこんな感じの軽量でシンプルなWebフレームワークです。
単体で使うのではなく、他のフレームワークとつなげて使うことを前提したフレームワークということです。
DIコンテナやORマッパーなどなど、好きなものをチョイスする事ができます。
アノテーションベースで開発し、どのアノテーションを使用するかによって
様々なリクエストに対応して、処理を切り替える事ができるようです。


もう1つ「T2」のポイントは開発環境を構築しやすいと言う事です。
Vili(ヴィリ)」というEclipseプラグインでプロジェクトの雛形を作れるので、
ディレクトリ構成や必要なJarファイルなどを意識せずにはじめれます。


今Seaser2を勉強中なのですが、T2も触ってみたいと思いました。
そして僕的にはカネウチカズコさんが作ったT2のキャラクターが良かったです。

Griffon 入門編 id:kiy0taka先輩

GriffonGroovyでデスクトップアプリケーションを作る為のフレームワーク
Griffonの前にGroovyの説明があって、ファイル読み込みの実装をJavaとGroovyで比較するものでした。
Javaの場合は「java.io」パッケージのAPIを使ってゴニョゴニョしますが、
Groovyでは「new File("test.txt").eachLine { println it } 」というワンライナーで書けちゃうというもの。すごっ(・ω・ノ)ノ!
クロージャーパワーも効いている。
そこからGriffonのご紹介。
ポイントはMVCモデルで開発できる。
Swingな感じのアプリがJavaより簡単に作れる。
@Bindableアノテーションを設定する事で、
そのクラスやフィールドの変更を通知できるPropertyChangeListenerを持てるようになる。
GroovyにデフォルトでついてくるSwingpadというツールも良さげでした。
要はJavaやるならGroovyもやっとけって事。多分。

2010年Javaの旅 〜GWT vs XWT! RIAの狭き戦い!! id:cero-tさん

GWT(Google Web Toolkit)は、Googleが開発したJavaソフトウェア開発フレームワークです。
GWTコンパイラによってJavaのクラスをWebブラウザが、
Ajaxを表示させるために適したJavaScriptやHTMLのコードに変換してくれるそうです。すげー(・ω・ノ)ノ!
なのにJava側にデバッグブレークポイントをつけちゃう事ができてしまう。すげー(・ω・ノ)ノ!
Javaだけでリッチにやっちまおうぜって事です。
環境構築もEclipseプラグインだけで完成だそうです。
プラグインは調べた感じだと多分「Googlipse」かな。間違ってたらすいません。

XWTはSWTのための「XML UIであり、「SWT/JFace」ウィジェットXMLによって宣言型で作成するためのフレームワークです。
次世代のEclipseであるe4プロジェクトの新機能の1つです。


Eclipse e4 の見どころ

XWT(XML Windowing Toolkit)は単語自体はじめて聞きました。
この機能のメリットはビジネスロジックとUIを分離して作業することができることです。


id:cero-tさんのプレゼンはとても勉強になる。
内容はもちろんだけど、いつも聞かして頂いてて楽しい。


今回も楽しかったです。皆様お疲れ様でした。